歩行者もランナーも要注意!人の真後ろは、新型コロナウイルスの感染リスクが高まる新たな研究結果

昨日、厚生労働省にも電話で確認した上で、ジョギングで人とすれ違ったりする分には、新型コロナウイルスへの感染リスクは決して高くないとお伝えしました。

しかし、念には念を入れて、海外の事例や研究も調べてみると、新たな事実が判明しました。

ランナーの後方には、飛沫の雲ができる

ベルギーのヘット・ラーツテ・ニウス紙によると、ルーベン・カトリック大学(ベルギー)とアイントホーフェン工科大学(オランダ)の研究で、ランナーが呼吸、くしゃみ、咳をすると、ランナーの後ろに1.5メートルを超える飛沫の雲ができることが明らかになったそうです。

もしそのランナーが新型コロナウイルスに感染していた場合、当然そこから感染してしまうリスクがあります。

したがって、散歩やジョギング、サイクリング等では、自分の前にいる人の後方に出来る飛沫のゾーンを避ける必要があるそうです。

Belgisch onderzoek: fietsen, joggen of wandelen doe je best niet achter elkaar in tijden van corona
https://www.hln.be/wetenschap-planeet/wetenschap/belgisch-onderzoek-fietsen-joggen-of-wandelen-doe-je-best-niet-achter-elkaar-in-tijden-van-corona~a60aece6/

ポイントだけまとめると、研究結果は下記の通りです。

  • 飛沫は後ろに流れる。
    弱風の中で隣り合って走る場合、離れてもあまり意味はない。
  • 斜め後ろを走る場合もリスクは小さい。
  • 感染リスクは、人の後ろにいる時が最大になる。
  • 1列になる場合、4~5m離れる必要がある。
  • 人を追い越す時は、かなり手前から横にずれた方が良い。

この動画を見ると、イメージが湧きやすいと思います。

この研究を行った空気力学が専門のバートブロックエン教授によると、各国でソーシャルディスタンスとされている1.5m~2mの距離は、穏やかな天候の屋外または屋内において非常に効果的であるものの、ウォーキングやジョギング、サイクリングの場合はより注意深くなる必要があるそうです。

実際にどうすれば良いのか?

この研究結果を踏まえて注意しなくてはいけないことは、前方に人がいたらその真後ろを走らないということでしょう。

もしその人を追い抜きたい場合は、かなり手前から少し横にずれて追い抜く必要があります。

研究結果の中では、目安として、自転車の場合は約20メートル手前から横にずれることが推奨されているので、ランニングの場合も、同じく20メートルくらい手前を目安に、追い抜く人の後ろから少し横にずれた方が良いと思います。

また、自分が感染しないだけではなく、もし自分が感染していた場合に、他の人にウイルスを移さないことも大切です。

追い抜いた後、すぐに追い抜いた人の前に入り込むのではなく、同じく20メートルくらい離れてから追い抜いた人の前に入るのが良いでしょう。

もし自分が追い抜かれた場合は、出来るだけ追い抜いていった人の真後ろにならないようなコース取りも大切です。

安全と健康を最優先に考える

いろいろ気にすることが多いと、気持ちよくランニングできないという方もいらっしゃるかもしれませんが、今は気持ちよく走ることよりも、何よりも安全を優先してランニングと付き合っていくことが大切です。

もちろん、今の時期は「走らない」という選択肢もありだと思います。

それぞれが自分と周りの人の安全と健康を大切に取り組んでいきましょう。

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やすじゅん

やすじゅん

完走職人/ランニングパートナー
走ることは大好きなのですが、面倒くさがり屋&サボり屋で自宅から出るその一歩が重たいため、今すぐ走りたくなるオンラインサロン『RunDebut』を立ち上げました。メンバーは、ジョギングを始めたばかりの方から、フルマラソン完走を目指す方まで様々です。走らなくてはいけない理由を作る仕組みと環境があれば、ランニングは簡単に継続できる!
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