2020年秋以降のマラソン大会へのエントリーはどうするべきか?

新型コロナウイルスでマラソン大会が軒並み中止になる中でも、2020年秋以降のマラソン大会はぼちぼちとエントリー受付が始まってきています。

もちろん秋までにはこの新型コロナウイルスの騒動が一定の落ち着きを見せていて、マラソン大会が開催されて欲しいというのは、おそらくみんな共通の思いだと思います。

でも、もし今と同じように大会中止が相次ぎ、エントリー費用が返金されないのも辛いですよね。

そのような中で、2020年秋以降のマラソン大会へのエントリーをどうしようか悩まれている方は少なくないのではないでしょうか。

私自身もその一人です。

そこで、2020年4月5日時点での、各地のフルマラソンの大会情報を調べてみました。

結論から言ってしまうと、現時点では参加者の決定方式が「先着」か「抽選」かによって、対応を変えた方が良さそうです。

ちなみに、今回は一般エントリーを対象に調べましたが、地元優先枠やふるさと納税枠など一般以外のエントリーを検討している方も、同じように「先着」か「抽選」かで検討してみると良いと思います。

最終的にエントリーするかどうか決めるのはご自身ですが、ぜひ参考にしてみてください。

現状を確認しよう

まず、2020年秋以降に開催が予定されている国内の主要なフルマラソンの大会の、2020年4月5日時点での状況をまとめました。

開催日大会名エントリー決定方式備考
7/52020函館マラソン受付中先着5/31までに開催可否を決定
中止の場合は、2021年に出走権を無料で繰り越し。
9/27オホーツク網走マラソン2020受付延期先着新型コロナウイルスの影響から、エントリー受付開始日を4/1→4/24に延期。
10/4東北・みやぎ復興マラソン2020受付中先着
10/4第4回松本マラソン受付中先着
10/11筑後川マラソン2020受付前先着
10/11第38回新潟シティマラソン2020受付延期先着新型コロナウイルスの影響から、エントリー受付開始日は検討中。
10/18ちばアクアラインマラソン2020中止抽選
10/25金沢マラソン2020受付延期抽選新型コロナウイルスの影響から、エントリー受付開始日を4/3→5/8に延期。
10/25第5回水戸黄門漫遊マラソン受付前先着
11/1横浜マラソン2020受付中抽選5/14までに開催可否を決定。
開催決定までは入金不要。
11/1富山マラソン2020受付前先着エントリー受付開始日の延期等を検討中。
11/1下関海響マラソン2020受付前先着
(一部抽選)
11/8おかやまマラソン2020受付前抽選
11/8福岡マラソン2020受付前抽選
11/15第10回神戸マラソン受付中抽選6/16の抽選結果発表に合わせて開催可否を発表。
11/22第40回つくばマラソン未定先着大会概要やエントリー期間は5月下旬頃発表予定。
11/29長崎平和マラソン(第1回)受付中先着返金不可。

すでに、ちばアクアラインマラソン2020は大会自体の中止が発表されています。

また、その他のほとんどの大会も、大会公式ホームページやSNS等で、新型コロナウイルスの影響を踏まえて対応を検討している旨が掲載されています。
今後、さらに中止を決定する大会も出てくるかもしれません。

普段からホームページやSNS等をチェックして、最新の情報を確認するようにした方が良さそうです。

絶対に出場したい大会は、今すぐエントリーしよう

このように、秋以降の大会も中止の可能性が高まっている中で、まず検討すべきは自分の中での各大会の重要度です。

中には、返金されなくても良いから絶対に出場したい大会もあるでしょう。
あるいは、出場はしたいけれども、走れないのにお金だけを失うケースは避けたいと思う大会もあるでしょう。

場合によっては、この秋以降に複数の大会へのエントリーを検討していて、ある大会は絶対に出場したいけど、ある大会は参加できれば良いくらいにしか考えていない場合などもあるかもしれません。

そのような自分の中での重要度や優先順位を明確にする必要があります。
もし悩んだ場合は、「中止になった場合、返金されなくても良いか?」と考えてみると良いかもしれませんね。

返金されなくても良いから絶対に出場したい大会は、迷わずエントリーするのみです。
特に、先着方式の場合は、募集定員に達してしまう前に出来るだけ早くエントリーした方が良いでしょう。

先着方式の場合は、しばらく様子を見よう

しかし、出場はしたいものの、返金されないと困る場合もあると思います。
近年のマラソン大会は値上がりの傾向にあり、エントリー費用も馬鹿になりません。

悩ましいのは、もし返金されない可能性が高いものの、参加者の決定方式が先着順の場合です。

先着方式か抽選方式かに関わらず、マラソン大会の多くは、たとえ大会が開催できなくてもエントリー費用は返金できない旨が規約に書かれています。

なぜなら、大会当日よりも前に、すでに記念品の準備や交通規制に関する発注費、プログラムやポスターの印刷費、事務局の人件費や経費などかかってしまっているためです。

その、支出の実情については、函館マラソンの事務局からの発信内容がすごく参考になりました。

◆支出構成

「我々」の置かれている状況(その1) | 2021函館マラソン
2021函館マラソンの【公式】サイトです。当サイトではコースマップ,エントリー情報などご覧いただけます。

◆月別の収入額と支出(発注)額

「我々」の置かれている状況(その3) | 2021函館マラソン
2021函館マラソンの【公式】サイトです。当サイトではコースマップ,エントリー情報などご覧いただけます。

したがって、先着順の大会ではエントリー時に入金が必要ですが、もし大会が中止になった場合でも基本的には返金は行われないと考えた方が良いでしょう。

もしかしたら状況に応じて、一部返金などはあるかもしれません。
あるいは、函館マラソンのように、来年の大会に無料でエントリーできる権利が付与される等の対応がある可能性もゼロではないでしょう。

ただし、基本的には返金なしです。

したがって、本来であれば先着順の大会は出来るだけ早くエントリーするのが鉄則ですが、今は少し様子を見た方が良さそうです。
幸いなことに、ランナーの多くがエントリーすべきかどうか迷ってるため、人気の大会であっても定員に達している大会は多くありません。

エントリー人数が定員に近付くとアナウンスしてくれる大会もあるので、より一層ホームページやSNSはこまめにチェックが必要ですね。

まずは、エントリーせずに情報収集に努める。
先着方式の大会については、この方針が良さそうです。

抽選方式の場合は、エントリーしよう

では、抽選方式の場合はどうしたら良いでしょう。

先着方式と異なり、抽選方式の場合は自分の出走が確定するまで入金を行う必要はありません

したがって、抽選の場合は、忘れないうちにエントリーをしてしまった方が良いでしょう。
エントリーを忘れてしまい受付締切日時を過ぎてしまったり、大会運営者がエントリー受付期間を縮めてしまったりする可能性もゼロではありません。

ちなみに、一度エントリーしてしまうと、基本的にキャンセルはできません。

ただ、もし抽選で当選したものの、その時点の新型コロナウイルスの状況次第で、大会は開催されるものの自分自身は参加することにリスクを感じると感じた場合は、入金を行わなければ自動的にキャンセル扱いになります。

大会運営者の負担が増えることにもなるので、出来る限りそういったことは避けた方が良いですが、最悪の場合はそのような選択肢も残っているわけです。

したがって、抽選方式の大会は、忘れないうちにエントリーが得策だと思います。

出走権が翌年に持ち越しになったらどうなるの?

もしエントリーした大会が中止になり、出走権が翌年に持ち越しになった場合はどうなるのか。

例えば、2017年の横浜マラソンは、大型台風が直撃して大会前日に中止が決まりました。
その時は、もちろんエントリー費用の15,000円は戻っては来ませんでしたが、翌年のエントリー権(出走権)が与えられました。
横浜マラソンは毎年当選倍率が3倍程度なのですが、その抽選が免除されたわけです。

ただし、抽選が免除されただけで、出場するには再度エントリー費用が必要でした。

というわけで、2018年にもう一度15,000円を支払い、やっと横浜マラソンを走ることが出来ました。

ちなみに、完走メダルについては、2017年にエントリーしていて、2018年に完走できたランナーは、2017年と2018年の2年分の完走メダルをもらえました。

翌年のエントリー費用や完走賞等の扱いについては、大会によって対応が異なると思います。

中止が決まった練馬こぶしハーフマラソンのように、翌年は出走権だけでなくエントリー費用も持ち越しできる、つまり今年エントリーしたランナーは来年無料で走れるように対応してくれる大会もあるかもしれません。

しかし、基本的には来年出場する場合も改めてエントリー費用は必要と考えておいた方が良さそうです。

出来る準備は進めておこう

残念ながら、新型コロナウイルスへの対策は長期戦になることが濃厚です。

現時点で、秋以降の大会を安全に開催できるかどうかわからない中、日々奮闘されているマラソン大会の運営関係者の方々には本当に頭が下がります。

1日でも早く、日常の生活を取り戻し、またみんなでマラソン大会を楽しめる日が来ることを願いつつ、秋以降の計画を立てたり、興味のある大会にエントリーしたり、出来る準備は進めておくのが良さそうですね。

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やすじゅん

やすじゅん

完走職人/ランニングパートナー
走ることは大好きなのですが、面倒くさがり屋&サボり屋で自宅から出るその一歩が重たいため、今すぐ走りたくなるオンラインサロン『RunDebut』を立ち上げました。メンバーは、ジョギングを始めたばかりの方から、フルマラソン完走を目指す方まで様々です。走らなくてはいけない理由を作る仕組みと環境があれば、ランニングは簡単に継続できる!
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